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歴史的人物の名を冠した薔薇は多いが、

これはちょっと珍しい同時代人特集…という訳で

デューク・オヴ・ウェリントン

Duke of Wellington

  

  

1864年作出のハイブリッド・パーペチュアル。
暗いビロードのような厚手の花びらが重厚な雰囲気。丸弁ながら形が崩れぬ端正な花。カタログでは大輪とあったが、むしろこの手の花としては中輪と思う。古風なオールドローズ香。最初に開花した年は、花持ちが良いのを通り越してからからに干からびても絶対に散らない凄い根性、と驚いたが、今年(2年目)の花はあっさりと散った。それにしても、決して花芯が見えないのは不思議だ。余程の秘密主義者なのか?

 

キング・ジョージIV

King George IV

   

  

オールドローズとあるだけで詳細不明。
去年、ホームセンター(ナーセリーではない)で398円(だったと思う)で売られていた新苗を入手、今年初めて開花した。入手してすぐ気づいたのは、この薔薇はチュウレンジ様の標的になりやすいということ。何故かこの薔薇の茎にだけとまっているということが連続し、ジョージ4世陛下は刺客に狙われやすいのだと用心を固める。
今年初めて開花した花は、木がまだ若いせいかごく小さく、意外に?普通だった。弁質は薄く、紫を帯びた濃紅。あまり香りはないようだ。来年以降に期待。(しかしジョージ4世陛下に過度の期待を寄せて良いものだろうか?)


 

シャポー・ド・ナポレオン

Chapeau de Napoléon

 

  

  

   

 

1826年に発見されたモス・ローズ。
これは自分で買ったのではなく、友人が買って郵送してくれたもの。初めて間近に見るモスローズという訳で、こくこくと育つ珍妙なモスのありさまをじっくりと観察しました。へんなアブラムシにたかられたようなモスの間から、濃いふくよかな感じの蕾がのぞいたときには、どんな花が咲くだろうと期待一杯。が、しかし、翌日にはぱかんと開ききり、なんの変哲もないオールドローズになってしまったのを見た時には、正に革命の風雲児、一夜明ければ専制君主という、どこかの国の誰かさんそっくり。いえ、花には罪はありませんけど。(しかし私がそんなことばかり言っているせいか、このナポさんはなかなか大きくなりません。あ、もともとおちびさんでしたっけ。←これって差別用語かなー。)

 

あとマルセル・ダヴーとかジェネラル・クレベールなどちょっとわくわくするような名前の薔薇があることは周知の通り。特にジェネラル・クレベールは何度も目にしましたが、繊細な淡ピンクで本当に美しい花。エンプレス・ジョゼフィーヌは強烈なピンクに豪華絢爛な巨大輪で、平均的な日本人は美しさに賛嘆するというよりも、むしろ辟易するのではないかなあ。この2種は、シュードリー・カッスルで見られます。マリー・ルイーズという薔薇もありました。
モダンローズでは、ロード・バイロンはやめてくれ〜といいたくなるような派手なオレンジ色の花。この色でなければ欲しいのに。
そうそう、忘れてならないのがピーター・ビールス作出のホレイショ・ネルソンです。私も是非欲しいと思っています。平田瑠華さんのところにあるので、ちょっと失礼して拝見。
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